忍者ブログ
膠原病、白黒つかず灰色なところにいる予備軍のブログ。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

早速さぼり癖が…。



タイトルの通り、両親に病気のことを告白してきた。
正確には、母にだけ。
父には、母から伝わった模様。
仕事の話になったので、「6月いっぱいで辞める」という話から。
膝の痛み復活をクッションに、「それともうひとつ…」と膠原病予備軍の話。
仕事と膝とで、クッション×2だったから、話としてはスムーズに、
でもやはり、かなり勇気が必要だった。

腕の腱鞘炎で、長く病院に罹って
ステロイド注射を両腕に打ち、自宅で安静にしてた頃
(安静にしてなかったな…ペンタブでガリガリと絵に着色してたYO)
「代わってあげたい」と母に言われた。
長い付き合いで慣れてるから、なんてことはないよと返した気がする。

職場の上司が、実は私よりも先に難病の診断が下ったのだが
(私が相談してる最中でのこと)
「母は涙ぐんでいたね。特に母親は気にするから。」
と言っていた。

余談だが、上司は支社も部署も異動になった。
私は転職で入社してから1年も経たないうちにこうなったので
立場の違いもありつつ、部署異動とか、そういうのはない。

医師には今の仕事の話をしたら「やーめーてー;;」言われてるので、
似たような難病になった上司が、一番状況を分かってくれるので、
その上司が異動してしまう前に決着つけておかないと、色々まずそうだった。
実際、上司曰く
「ベテランならまだしも、1年未満の人が病気抱えながらできる仕事じゃないしね」
「働かないと食べていけないとかだったらアレだけど、そうでないなら、仕事を辞めた方がいい。」
「自分は病名がついてしまったけど、まだついてないんだから。」
「自分も世帯主という立場じゃなかったら、仕事辞めてるから。」
だが他職員は、工夫してなんとかやってけるんじゃないの?
若いんだから大丈夫でしょ?
という楽観視した意見が多かったので。
営業でなければね、普通に続けてたんじゃないかと思うけど。
普通の人でもストレスで蕁麻疹だの、震えが出て心臓にもきてしまう人が出てる業界だ。
病気との相性が悪かったんだよ。それを病気を知らない素人に続けろと言われてもね。


と、仕事の話に脱線してしまったので話を戻す。

母親は、子供(いくつになっても子供は子供)の病気について
「もっと丈夫な身体に生んであげてたら…」
なんて、自分を理不尽に責めてしまう。
だから、告白しにくいというか、なんというか。
今までの整形外科系統の疾患なら別に、重い話にはならないんだけど
流石に今回は難病なので…。
腕の時に、「代わってあげたい」と言われてしまってるので余計に。
自分の名前も「丈夫な子になるように」とつけられているので、更に申し訳ない感たっぷり。
四肢は故障してるけど内臓元気で健康診断に引っ掛からない健康優良児だったのにね。
両親と同居していたなら、病院に通う時点で「どうしたの?」って話になるし
病院から帰ってくれば、その時点で「どうだった?」と結果を聞かれるもの。
告白なんてわざわざ気構えなくても、この流れで話ができるわけです。
病院行くって時点でついてこられる可能性も。
同居してない場合だと、自分が言わない限り、知りようがないわけで。
同居してたなら、どう告白しようとか、苦悩しなくて済んだだろうに。

上司の言葉もあったので、泣かれたらどうしようかと思っていた。
泣かれはしなかったが、ずっと口元に手を当てて、目は見開いていた。
むしろ、逆にこっちが涙出そうだった。
膠原病予備軍になった自分にじゃなくて、それを告白される親を不憫に思って。
「最近分かったの?」
ぎくっ。
病名がはっきりしてから、と思っていたのもあって"最近"かどうか微妙なとこだけど
結局疑いのままだったので、やむなくそのまま告白となったわけでして。
その辺を匂わせつつ、うんと言っておいた。
退職もかなり事後報告になってしまってたので、"最近"かはそこはかとなく胡散臭いけど。
膠原病について、どういう病気かという質問はなかった。
今までの腕や足のことも、これに絡んでいたのかもしれないという
最初に罹った整形外科の先生の意見について、納得していた。
その先生のお説教談で笑いを取ったことで、涙腺が緩む問題を回避した。
身体のことを考えて、どんな職ならいいか。
そんな相談をちらっとしたら、ちゃんと状況が分かってからの方がいいんじゃないかと言われた。
"疑い"もとい"予備軍"だから、それが確定してから??
5年10年先の場合もあるし…。
専業主婦でもいいけど、働いたほうが精神衛生上いいし…。
まぁせめて足が良くなってからでないと、実際難しいので仕方なし。
「生活上困ったら、皆で相談すればいいんだから」
というのが、母の意見。
自分一人で考えるより、いいと思う。

後日、実家に行った際、父は母から聞いた風だったが
特に何か言われるでもなく。腕や足のこともそうだったが。
母が心配してる分、父が心配しない(してはいるんだろうけど)分でバランスとれてる。
心配されすぎるのも、される側にはちょっと苦しいから、丁度いい具合。


両親への告白が済んで、随分と気が楽になった。
理解ある家族で良かった。

愛の告白と病気の告白、どっちが難しいか。

どっこいか、前者の方がちょいと難しいかも?
フラレた時のダメージは、後者の方がパネェけどな!

PR
この記事にコメントする
color
name
subject
mail
url
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
2ヶ月ぶりの病院 HOME 電車の中
photo by 七ツ森  /  material by 素材のかけら
忍者ブログ [PR]
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
フリーエリア
最新コメント
最新記事
プロフィール
HN:
lam
性別:
女性
趣味:
絵、読書、PSP、MMO
自己紹介:
ドケルバン病

上腕骨外側上顆炎

両手母子CM関節不安定症

膝蓋骨亜脱臼症候群

肩関節周囲炎

関節弛緩症?
+
膠原病予備軍??

内臓元気で整形外科系色々。
結婚1年目。
まだ子供はいないが、考えている。
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター