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膠原病、白黒つかず灰色なところにいる予備軍のブログ。
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膝が良くないので、痛み軽減の為に杖をついている。
よくお年寄りが持ってる、いわゆるステッキ。
たかが亜脱臼で…
とは思うものの、6年くらい前に1時間立ったら限界、
立ってるのも歩くのも困難という状態になった経験があるので
そこまでの状態になる前に、の防衛手段。
実際、かなり痛みが軽減され楽になった。

年齢的に不相応に見えるわけなので、反応は様々。
通りすがりにじっと見てくる人の顔は
「なんで杖ついてんの?」と言わんばかり。
頭上に「?」が浮かんでそうだよ。
中には「それはおしゃれで持ってるの?」という質問をする人も。
言っちゃ悪い(とは思わない)が、あふぉですよ。あふぉ。
1万~2万するんですよ…そのお金で服か靴を買うわ!
杖ってのは、足腰悪い人が持つ物だっちゅーねん。
…。
転ばぬ先の杖として持つ人と、痛み軽減の為に持つ人の2種類いる。
まぁ登山で持つ人もいるんだろうけど、それはそういう格好してるだろ…。

なんだか初めからタイトルと脱線気味なので、愚痴はこのくらいにして。

杖は、はっきり言って邪魔。
痛み軽減にはなるんだけど、邪魔。
雨の日とか、傘と杖で両手が埋まる。
天気の良い日は日傘を持ったほうがいいが、両手が塞がるので帽子にしている。
しかし、うざい…改札通る時とか、バックから物を取り出すときとか。

それでも、電車の中ではとても良い効果があるので手放せない。
骨折などであれば松葉杖だし、ギプスもあれば更に分かりやすい。
電車のアナウンスでいうところの「身体の不自由な方」だと。
しかし、見た目で分からない疾患だと、↑に該当していても周囲に分かってもらえない。

妊婦さんが持つマタニティマークみたいなものがあればいいのにね。
妊娠はおめでたいことだけど病気はおめでたくないので、
おおっぴらに「私は病気です」とマークをぶらぶらさせたがらない人もいるだろうけど…。

杖を持っていると「足腰悪いです」というサインになるので、
周囲の人に気付いて貰いやすい。
(当然?見て見ぬフリする人もいるし、全然気付かない人もいるけど)
杖のおかげで、通勤1時間の中で立ちっぱなしの時間が激減した。
それが大きいのか、杖つく前と比べて劇的に良くなった。
足を引き摺って歩くことは無くなったし、徐々にだが激痛に顔を歪める回数も減った。
杖よりも、見えるようにサポーターや包帯をするのも手かもしれない。
杖よりリーズナブルだし身軽だけど、服装によっては無理があるけど。
杖にも言えることだが、見た目の問題。。。そして服を選ぶね。。。
しかし、痛みが酷いなら、そうも言ってられない。
6年前も杖をついたことはあるが、その時は今よりももっと若いからか知らないが
杖持ってても、一度も席を譲られたことなどない!
ので、今回期待していなかったのだが、案外席を譲ってくれる方が多い。
むしろ貴方が座ればと思える年齢の老紳士。(譲られて戸惑ったよ)
さっきまで爆睡していたお疲れサラリーマン。(飛び起きたので降り遅れたのかと思ったよ)
優先席ではあるが、席を譲ってくれた後に
「アタシ超優しくね?www」と周りに聞こえよがしに言ったギャル。
離れたところからこそこそっと、わざわざ声を掛けに来てくれたお姉さん。
超イイヒト。
両腕が手首から肘上まで包帯グルグル巻きな時でも、隅っこすら譲られたことなかったのに。
人間出来た人ってのはいるもんです。
席を立たないからといって、一概に責めることはできない。
女性なら生理中で体調悪いってこともあるし、若くても心臓が悪い人だっているしね。
逆に、優先席に座ってる人全員が身体に何かある人かっていうと、そうじゃないんだろう。
8人座れるであろう席で、その全員がそこに座るべき人かというと、ノーだと思う。
黙っていれば、分からないもんね。言われてもウソつけばいいものね。
そもそも元気なくせに「優先席」に座ること自体信じられない。
「お年寄り、妊婦さん、乳幼児抱えたママ、身体の不自由な人にお譲りください」
とはあるが、そこは「元気な人間が座っていいところではない」という認識だ。
自分が健康な頃は、空いてても絶対座らなかった。↑の認識なので。
健康な人は座るなって話ではないんだが、自分の中ではそうだった。
価値観によるんだろうけれど。
たまに「こういう人が来たら譲ればいいよね」って連れ合いと
「座ってもいいよね、ちゃんと譲るから」と、申し訳なさそうに言い訳してから座る人も。
それならいいんだ…それが普通だよ…。
でも世の中自己チューはいるもので(以下略)

優先席でなければ、まぁある意味自由なのだろう。
だがしかし、優先席より普通の席の方が譲ってくれる確率がとても高い。
優先席って何なんだろうね。
そこに座って然るべき人で埋まってることもあるけど、そうでないことが多々…。




自分が席を譲るとしたら、
妊婦さんと、自分より身体悪そうな人、ぶっ倒れそうな顔色悪い人あたりですかね。

このネタをここに書こうかどうでもいいかー…と考えていたら、
先日ちょっとイラッときたことがあったので、書いてみた。


電車に乗り込んだ際、空いていた席が埋まっていき、
席前のつり革も埋まったのを横目に、ドア付近に立った。
そこで目に入ったのは、松葉杖ついてるお兄さん。
私が乗るより先に、車内にいたわけで、しかも立っている。

おいィ?
松葉杖ついてる人を立たせっぱなしって、どういうこと!!!?

そこまでの混雑ではないので「見せませんでした」は通じないよ。
そのお兄さんが見える側の席、隅っこのおっちゃんは寝てるから知らないかもしれん。
その隣に数人座って、立ってるメンバーとお喋りしてるおばちゃんグループ。
あんたら見えてるよね…夢中で見えてないの…松葉杖は背景の一部ですかそうですか。
シンジラレナーイ。
開いた口が塞がらないよ…。
とりあえず、そこのお兄さんが座るまで私は座らないと決める。
次の駅まで10分。席が幾つか空いたなと思ったら、
おばちゃん達はグループで固まりたいが為に座り、松葉杖シカト。
お兄さんの隣に立ってたねーちゃん、我先に空いた席に座る。
こいつ等の頭に蛆虫が詰まってるのは確定的に明らか。
ちょっと間を置いて空いた席に、お兄さんは無事に座ることが出来たわけだが
座った後ずっと杖を抱えて具合悪そうに項垂れていた。
その後、寝てたおっちゃんが起きて降り、
近くに立ってた人は私に気付いていたからか、ちょっと待っても座ろうとしなかったので
ありがたく座らせて頂いた。
が、隣は蛆虫グループ。蛆虫な上にキャイキャイと女子高生のノリでうぜー。
次の駅で降りていくまで、つい睨みっぱなしになってしまった。
怪我人に席を譲らないとか、マジアリエナイシー。
私の杖なんぞは「なんで若いのに(以下略)」と疑問に思われて終わることもあるけど
松葉杖放置って…ドンダケー。

そういえば、お姉さんお兄さんおじちゃんおじいちゃん(?)に席を譲られたことはあるが
おばちゃんに譲られたことはねーな…なんて、ふとつまらないことを思ってしまった。
否、おばちゃんだからではない。
たまたま、おばちゃんの中で譲ってくれる人がいなかったのだろう。
しかし、こういう連中がいるから「オバサンは…」とか「最近の若者は…」になる。
おかしいな…誰かの「母」であろう人達のはずなのに、
何故こんなにも思いやりがないのだろうね。
イヤイヤイヤイヤ、おばちゃんだからってんじゃないんだが…。ないんだが…。
さすがパネェwwwwと思ってしまうよ、ホント。

自分の知ってる人に対しては、優しくなれる人はいっぱいいるだろう。
他人に無関心な人が多い時代とはいえ
席を譲ってくれた後に「気付かなくてすみませんでした」とまで言ってくれる人すらいるのに。
何なんでしょうかね、この差。

上記のような連中に問いたい。
相手の痛みを想像することって、難しいの?面倒なの?バカなの?死ぬの?

相手がお年寄りの場合、「そんな歳じゃない!!」と怒るパターンもあるので、
譲るべきか迷うのも、ある種の勇気がいるのは分かる。
ぶっちゃけ、歳をとってるというだけで元気なら(元気ならね)
働き盛りのお疲れパパや若者に座ってて欲しいと思う。
「年金は誰が支えてると思っとんじゃ!」と心の声が聞こえてきそう。
遊んできた帰りって人と、仕事帰りって人なら、そりゃ後者に座って欲しいさ。
だが、身体が悪い人の場合って、譲って然るべき対象だろう。
痛いんです。辛いんです。しんどいんです。
場合によっては、座ることで安全が保たれるんです。
(↑松葉杖とか転倒したら大変。妊婦さん腹押されたらどうする。)
妊婦さんも同じ。一人の身体じゃないんだし、母体は本当に大事にせなあかん。
松葉杖なんて、ぱっと見て身体悪いの分かるんだし。
妊婦さんだって、マタニティマークつけてりゃ、妊娠初期でも見た目で分かるっちゅーねん。
見た目で分からなければ譲りようがないにしても
見た目で譲るべき対象と分かるなら、譲ろうよ。
「自分はこれだけ大変で、こんだけ疲れてる」と訴えたい気持ちも分かる。
「ここは優先席じゃない」という言い分も分かる。
よう分かる。誰だって自分がかわいい。
でも、自分の身体がいざ悪くなった時、どうだろうか?
自分でなくとも、身近な人の身体が悪くなったら?
その時初めて、「なんでこいつら、健康なくせに座ってやがる」と思うのかもね。

膠原病有病者の「疲れやすい」「疲れ方が尋常じゃない」ことも
理解する気のない人からすれば「俺だって疲れてる!!!皆疲れてるよ!!!」
普通の疲れと病気からくる疲れは違うと、1から100まで説明しないと分からないとはこれ如何に。
自分を正当化することに必死な人には、どう説明しても届かない。
自分のことしか考えてないから、自分の身に起こらないと分からない。
思い遣りのある人、他人の痛みを想像できる人、
そうでなかったとしても、純粋に理解しようとしてくれる人ならば
病気の説明を聞いた時、素直に聞くだろう。
質問はしても、馬鹿で無意味な反論はしない。
「俺も大変だけど、あんたも色々大変なんだな」レベルでいいじゃないか。
何故それが出来ないんだと小一時間問い詰めたくような人達はいる。
そんな人ばかりじゃないけど。
心無い人の言動を見たり聞いたりするたびに、頭の中がぐるぐるするよ。

それぞれの言い分はあるし、自分を正当化したいもの。両者に言える。
しかし、正当化することに必死すぎて、他人を思い遣れないってのはどうなのさ。というね。
自分にとって大切な人だけ思い遣れればそれで十分なのかもしれないけどさ。
他人への思いやりが、巡り巡って自分の大切な人や自分に返ってくるかもしれんよ。

脱線するが、MMOは面白いもので、
危機的状況の誰かを助けたら、自分の危機に、
さっき助けたその人が自分を助けてくれたり、ということがある。
そういう人が増えていくと、それが当たり前の風潮が生まれてくる。
戦闘不能で地べたに転がってるところ、
通りすがりの知らない人が助け起こしてくれたことに感動して真似をしたり。
そういう人が増えてきて
果てにはそいういう人達のネットワークが出来ちゃったり。
「情けは人の為ならず」を体現したようなもの。
MMOで困ってる人を助けることに慣れた人が、現実世界でも
困ってそうな人に自然と声をかけられるようになったとか(今まで有り得なかったのに)
そんな話もある。

MMOは仮想世界。でも現実と地続き。
MMOで出来るんだから、現実でも"助け合い"は可能だろう。
匿名の世界だから非道にもなれるけど
匿名の世界でなくても人を助けることはできるだろう。
仮想世界の住人に出来て、現実世界の住人に出来ないわけがない。

あああ、脱線しすぎた。
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photo by 七ツ森  /  material by 素材のかけら
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