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膠原病、白黒つかず灰色なところにいる予備軍のブログ。
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膝が良くないので、痛み軽減の為に杖をついている。
よくお年寄りが持ってる、いわゆるステッキ。
たかが亜脱臼で…
とは思うものの、6年くらい前に1時間立ったら限界、
立ってるのも歩くのも困難という状態になった経験があるので
そこまでの状態になる前に、の防衛手段。
実際、かなり痛みが軽減され楽になった。

年齢的に不相応に見えるわけなので、反応は様々。
通りすがりにじっと見てくる人の顔は
「なんで杖ついてんの?」と言わんばかり。
頭上に「?」が浮かんでそうだよ。
中には「それはおしゃれで持ってるの?」という質問をする人も。
言っちゃ悪い(とは思わない)が、あふぉですよ。あふぉ。
1万~2万するんですよ…そのお金で服か靴を買うわ!
杖ってのは、足腰悪い人が持つ物だっちゅーねん。
…。
転ばぬ先の杖として持つ人と、痛み軽減の為に持つ人の2種類いる。
まぁ登山で持つ人もいるんだろうけど、それはそういう格好してるだろ…。

なんだか初めからタイトルと脱線気味なので、愚痴はこのくらいにして。

杖は、はっきり言って邪魔。
痛み軽減にはなるんだけど、邪魔。
雨の日とか、傘と杖で両手が埋まる。
天気の良い日は日傘を持ったほうがいいが、両手が塞がるので帽子にしている。
しかし、うざい…改札通る時とか、バックから物を取り出すときとか。

それでも、電車の中ではとても良い効果があるので手放せない。
骨折などであれば松葉杖だし、ギプスもあれば更に分かりやすい。
電車のアナウンスでいうところの「身体の不自由な方」だと。
しかし、見た目で分からない疾患だと、↑に該当していても周囲に分かってもらえない。

妊婦さんが持つマタニティマークみたいなものがあればいいのにね。
妊娠はおめでたいことだけど病気はおめでたくないので、
おおっぴらに「私は病気です」とマークをぶらぶらさせたがらない人もいるだろうけど…。

杖を持っていると「足腰悪いです」というサインになるので、
周囲の人に気付いて貰いやすい。
(当然?見て見ぬフリする人もいるし、全然気付かない人もいるけど)
杖のおかげで、通勤1時間の中で立ちっぱなしの時間が激減した。
それが大きいのか、杖つく前と比べて劇的に良くなった。
足を引き摺って歩くことは無くなったし、徐々にだが激痛に顔を歪める回数も減った。
杖よりも、見えるようにサポーターや包帯をするのも手かもしれない。
杖よりリーズナブルだし身軽だけど、服装によっては無理があるけど。
杖にも言えることだが、見た目の問題。。。そして服を選ぶね。。。
しかし、痛みが酷いなら、そうも言ってられない。
6年前も杖をついたことはあるが、その時は今よりももっと若いからか知らないが
杖持ってても、一度も席を譲られたことなどない!
ので、今回期待していなかったのだが、案外席を譲ってくれる方が多い。
むしろ貴方が座ればと思える年齢の老紳士。(譲られて戸惑ったよ)
さっきまで爆睡していたお疲れサラリーマン。(飛び起きたので降り遅れたのかと思ったよ)
優先席ではあるが、席を譲ってくれた後に
「アタシ超優しくね?www」と周りに聞こえよがしに言ったギャル。
離れたところからこそこそっと、わざわざ声を掛けに来てくれたお姉さん。
超イイヒト。
両腕が手首から肘上まで包帯グルグル巻きな時でも、隅っこすら譲られたことなかったのに。
人間出来た人ってのはいるもんです。
席を立たないからといって、一概に責めることはできない。
女性なら生理中で体調悪いってこともあるし、若くても心臓が悪い人だっているしね。
逆に、優先席に座ってる人全員が身体に何かある人かっていうと、そうじゃないんだろう。
8人座れるであろう席で、その全員がそこに座るべき人かというと、ノーだと思う。
黙っていれば、分からないもんね。言われてもウソつけばいいものね。
そもそも元気なくせに「優先席」に座ること自体信じられない。
「お年寄り、妊婦さん、乳幼児抱えたママ、身体の不自由な人にお譲りください」
とはあるが、そこは「元気な人間が座っていいところではない」という認識だ。
自分が健康な頃は、空いてても絶対座らなかった。↑の認識なので。
健康な人は座るなって話ではないんだが、自分の中ではそうだった。
価値観によるんだろうけれど。
たまに「こういう人が来たら譲ればいいよね」って連れ合いと
「座ってもいいよね、ちゃんと譲るから」と、申し訳なさそうに言い訳してから座る人も。
それならいいんだ…それが普通だよ…。
でも世の中自己チューはいるもので(以下略)

優先席でなければ、まぁある意味自由なのだろう。
だがしかし、優先席より普通の席の方が譲ってくれる確率がとても高い。
優先席って何なんだろうね。
そこに座って然るべき人で埋まってることもあるけど、そうでないことが多々…。




自分が席を譲るとしたら、
妊婦さんと、自分より身体悪そうな人、ぶっ倒れそうな顔色悪い人あたりですかね。

このネタをここに書こうかどうでもいいかー…と考えていたら、
先日ちょっとイラッときたことがあったので、書いてみた。


電車に乗り込んだ際、空いていた席が埋まっていき、
席前のつり革も埋まったのを横目に、ドア付近に立った。
そこで目に入ったのは、松葉杖ついてるお兄さん。
私が乗るより先に、車内にいたわけで、しかも立っている。

おいィ?
松葉杖ついてる人を立たせっぱなしって、どういうこと!!!?

そこまでの混雑ではないので「見せませんでした」は通じないよ。
そのお兄さんが見える側の席、隅っこのおっちゃんは寝てるから知らないかもしれん。
その隣に数人座って、立ってるメンバーとお喋りしてるおばちゃんグループ。
あんたら見えてるよね…夢中で見えてないの…松葉杖は背景の一部ですかそうですか。
シンジラレナーイ。
開いた口が塞がらないよ…。
とりあえず、そこのお兄さんが座るまで私は座らないと決める。
次の駅まで10分。席が幾つか空いたなと思ったら、
おばちゃん達はグループで固まりたいが為に座り、松葉杖シカト。
お兄さんの隣に立ってたねーちゃん、我先に空いた席に座る。
こいつ等の頭に蛆虫が詰まってるのは確定的に明らか。
ちょっと間を置いて空いた席に、お兄さんは無事に座ることが出来たわけだが
座った後ずっと杖を抱えて具合悪そうに項垂れていた。
その後、寝てたおっちゃんが起きて降り、
近くに立ってた人は私に気付いていたからか、ちょっと待っても座ろうとしなかったので
ありがたく座らせて頂いた。
が、隣は蛆虫グループ。蛆虫な上にキャイキャイと女子高生のノリでうぜー。
次の駅で降りていくまで、つい睨みっぱなしになってしまった。
怪我人に席を譲らないとか、マジアリエナイシー。
私の杖なんぞは「なんで若いのに(以下略)」と疑問に思われて終わることもあるけど
松葉杖放置って…ドンダケー。

そういえば、お姉さんお兄さんおじちゃんおじいちゃん(?)に席を譲られたことはあるが
おばちゃんに譲られたことはねーな…なんて、ふとつまらないことを思ってしまった。
否、おばちゃんだからではない。
たまたま、おばちゃんの中で譲ってくれる人がいなかったのだろう。
しかし、こういう連中がいるから「オバサンは…」とか「最近の若者は…」になる。
おかしいな…誰かの「母」であろう人達のはずなのに、
何故こんなにも思いやりがないのだろうね。
イヤイヤイヤイヤ、おばちゃんだからってんじゃないんだが…。ないんだが…。
さすがパネェwwwwと思ってしまうよ、ホント。

自分の知ってる人に対しては、優しくなれる人はいっぱいいるだろう。
他人に無関心な人が多い時代とはいえ
席を譲ってくれた後に「気付かなくてすみませんでした」とまで言ってくれる人すらいるのに。
何なんでしょうかね、この差。

上記のような連中に問いたい。
相手の痛みを想像することって、難しいの?面倒なの?バカなの?死ぬの?

相手がお年寄りの場合、「そんな歳じゃない!!」と怒るパターンもあるので、
譲るべきか迷うのも、ある種の勇気がいるのは分かる。
ぶっちゃけ、歳をとってるというだけで元気なら(元気ならね)
働き盛りのお疲れパパや若者に座ってて欲しいと思う。
「年金は誰が支えてると思っとんじゃ!」と心の声が聞こえてきそう。
遊んできた帰りって人と、仕事帰りって人なら、そりゃ後者に座って欲しいさ。
だが、身体が悪い人の場合って、譲って然るべき対象だろう。
痛いんです。辛いんです。しんどいんです。
場合によっては、座ることで安全が保たれるんです。
(↑松葉杖とか転倒したら大変。妊婦さん腹押されたらどうする。)
妊婦さんも同じ。一人の身体じゃないんだし、母体は本当に大事にせなあかん。
松葉杖なんて、ぱっと見て身体悪いの分かるんだし。
妊婦さんだって、マタニティマークつけてりゃ、妊娠初期でも見た目で分かるっちゅーねん。
見た目で分からなければ譲りようがないにしても
見た目で譲るべき対象と分かるなら、譲ろうよ。
「自分はこれだけ大変で、こんだけ疲れてる」と訴えたい気持ちも分かる。
「ここは優先席じゃない」という言い分も分かる。
よう分かる。誰だって自分がかわいい。
でも、自分の身体がいざ悪くなった時、どうだろうか?
自分でなくとも、身近な人の身体が悪くなったら?
その時初めて、「なんでこいつら、健康なくせに座ってやがる」と思うのかもね。

膠原病有病者の「疲れやすい」「疲れ方が尋常じゃない」ことも
理解する気のない人からすれば「俺だって疲れてる!!!皆疲れてるよ!!!」
普通の疲れと病気からくる疲れは違うと、1から100まで説明しないと分からないとはこれ如何に。
自分を正当化することに必死な人には、どう説明しても届かない。
自分のことしか考えてないから、自分の身に起こらないと分からない。
思い遣りのある人、他人の痛みを想像できる人、
そうでなかったとしても、純粋に理解しようとしてくれる人ならば
病気の説明を聞いた時、素直に聞くだろう。
質問はしても、馬鹿で無意味な反論はしない。
「俺も大変だけど、あんたも色々大変なんだな」レベルでいいじゃないか。
何故それが出来ないんだと小一時間問い詰めたくような人達はいる。
そんな人ばかりじゃないけど。
心無い人の言動を見たり聞いたりするたびに、頭の中がぐるぐるするよ。

それぞれの言い分はあるし、自分を正当化したいもの。両者に言える。
しかし、正当化することに必死すぎて、他人を思い遣れないってのはどうなのさ。というね。
自分にとって大切な人だけ思い遣れればそれで十分なのかもしれないけどさ。
他人への思いやりが、巡り巡って自分の大切な人や自分に返ってくるかもしれんよ。

脱線するが、MMOは面白いもので、
危機的状況の誰かを助けたら、自分の危機に、
さっき助けたその人が自分を助けてくれたり、ということがある。
そういう人が増えていくと、それが当たり前の風潮が生まれてくる。
戦闘不能で地べたに転がってるところ、
通りすがりの知らない人が助け起こしてくれたことに感動して真似をしたり。
そういう人が増えてきて
果てにはそいういう人達のネットワークが出来ちゃったり。
「情けは人の為ならず」を体現したようなもの。
MMOで困ってる人を助けることに慣れた人が、現実世界でも
困ってそうな人に自然と声をかけられるようになったとか(今まで有り得なかったのに)
そんな話もある。

MMOは仮想世界。でも現実と地続き。
MMOで出来るんだから、現実でも"助け合い"は可能だろう。
匿名の世界だから非道にもなれるけど
匿名の世界でなくても人を助けることはできるだろう。
仮想世界の住人に出来て、現実世界の住人に出来ないわけがない。

あああ、脱線しすぎた。
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女性たるもの、基礎体温なるものを皆
毎日計って自己管理しているもの。

なのか??

ズボーラなので、そんなものはした事がない(!)


膠原病共通の症状として「微熱」があるが
こう毎日ダルダルでボーっとしてしまってると
微熱があるんだかないんだか。手をおでこに当ててもよう分からない。

そして気付いた。
うちに体温計なるものがないことを。。。

元々旦那が住んでたアパートに入った形なわけだが、
旦那は体温計を持っていなかった。
付き合ってる間から、そんなものは見たことがなかったが
普段あまり用がないものだから(特に男の独り暮らしだから?)
無くてもどうってことないもんで…。

そんなわけで、約20秒で計れるのを買ってみた。
早速やってみた。
買ってから1週間くらいになるだろうか?
37度弱。37度の時もあるけど。
むしろ自分の平熱が分からない(35.6くらいだったはず)
個人の平熱にもよるし、女性だと生理前など体温が上昇する。
今、生理前だな?多分そろそろ?(おぃ)
いや、倒れてからいつ来たとか記録する余裕がなくなって(イイワケ)

微妙です。

そういや小学生の頃、夏の時期はプールがあるから
あの頃は時期的に毎日体温計ってたような…。
体調管理として、真面目に毎日体温を計り、記録をつけていくこと。
地味だけど、結構大事というか、何かあった際に使えると思う。
体調おかしいな?と思ったら、日記のごとく
「〇日、体温XX度、症状:疲れやすい、膝関節が痛い」
のように記録していけば、それを医師に見せる事で、何か有用な手掛かりになるかもしれない。
たった20秒で計れるんだし。
朝、枕元とか自分が起きてすぐ行くようなとこに、体温計を置いておこう。
最低限、体温の記録くらいは毎日できる…はず!

治らない、ずっと付き合っていかなければならない病気について。

そういう病気になったことを受け入れるまでに、どのくらいかかるかな?
個人差はあれど、時間がかかるだろう。
一ヶ月かもしれないし、半年かもしれないし、何年後かもしれない。
それまでに

人生終わった感たっぷりで、絶望したり
気力を失ったり、笑うことも忘れたり
何かを楽しむ気にもなれなかったり
泣いたりイラついたり

色んなことを思ったり、考えるだろう。
そんな中で、自分なりに受け入れる方法を見つけていくんだろうね。

できること、できないこと、それぞれ紙に書き出して、見えるところに張る。
それを眺めて、大したことじゃないって乗り越えるとか。
なーんにも病気のことを考えず、好き放題するとか。



自分的心得としては…



「病気だけが人生じゃないから」
医師が言っていた言葉。
「仕事だけが人生じゃないから」みたいな台詞だが
一言で言うとそうなんだろうなぁ。

「治らないんだったら、やりたいことを我慢するのは馬鹿らしい」
腕が故障してから、腕に悪いことはなるべくしない方がいいと気を付けはした。
では、やりたいこと全部が、腕に悪かったりしたら?
やりたいことを全部捨てないといけないのか?
そんなのはイヤなので
「悪化したら病院行けばいいさ」
と割り切って、腕に悪いと分かっていて、ペンタブ酷使して絵描いたり
たまにだけど打楽器触ったり。
病気の為に好きなことやりたいことを我慢するとか、やってられんよ!!
と、お利口にはしてなかった。
その他の部分では、ちゃんと気を付けていたけどね。。
↑は、模範的患者ではないかもしれないが、間違いとは強ち言えない。
生活の質=クオリティ・オブ・ライフ(Quality of Life,略語:QOL)
という言葉を耳にするように
治療の為に人間らしい生活が出来なくなるのはどうなんだ?ってことだ。
膠原病でいえば、日光で憎悪するタイプの場合
日光に当たりすぎちゃいけないからと、ディズニーランドや海に行けないのか?
行けば悪くなるのは目に見える。それは覚悟しておくこと。
行きたければ、日傘や帽子、手袋etcの日光対策をすればいい。
それから、悪くなるであろうと分かっててするのだから、
後日ちゃーんと病院行ってメンテナンスすればいい。
医師もそう言っていた。
治療とQOLは必ずしも一致しないのだ。

私の場合は、膠原病予備軍ということを受け入れるまで
そんなに時間は掛からなかった。
まぁ、予備軍だしね。
命に関わるわけではないが、腕や足で長いお付き合いをしているモノがある。
腕の方で、治らないモノとの付き合い方は既に学んでいたので
「ちょいと面倒で厄介なのが仲間入りしたな」くらいで済んだ。
それに、ちょいちょい膠原病の名前は、数年前から目にしてはいたし。
腱鞘炎の症状は、リウマチと似ているとか。
2年くらい前?に初めて肩に痛みが出た時(あ、医師に言ってなかったかも)
肩に負担がかかるようなことしてないし…と調べた際にも
膠原病という名は見ていた。
そんな大げさなもんじゃねーよと即却下していたが。
今となっては「全く関係なくはなかったのかも?」という思いもちょっとある。

あとは、暇さえあれば情報収集している。
医学書の類から、ネット、体験談など。
彼を知り己を知れば、百戦して殆からず。
膠原病は代表的な症状ってものがあるようだが、実際は十人十色、千差万別。
置かれている環境も、当然違う。
彼=敵「病」について、自分の病状や置かれている環境といった現状について
それらの情報をもとに、どう闘うか、作戦を練る…と言ったら大げさか。
難しい病気は、患者側も医者任せにはできない。
自分でも勉強して知っておく必要がある。
なにせ、膠原病は専門の先生でも診断が難しいのだから。

具体的な闘い方みたいになりそうだが

別の記事に書いた、正しい医者の罹り方みたいなものとか。

家族の理解や協力も必須。
これで躓くとかなり厳しいそうだ。。。

食事に気を配ることも大切らしく、
病気と相性の良い食材悪い食材を知り、レシピを考えたり。

それから大事なのは、現在の仕事内容や職場について。
ちょいちょい休憩いれたり、早めに帰れるよう調整可能なのか。
職場の人々は、病気について理解があるのか。させられるのか。
仕事の内容は、身体への負担や精神的な負担はいかほど?
上司に相談又はその上の人と相談し、調整や異動はできそうか?
働かなくても良い環境なら自宅警備員も選択肢の一つ。
働くなら、どういったところなら、自分の身体は大丈夫そうなのか。
同じ病気の人は、みんな何してる?といった事も参考に聞きたいもの。
 
こんなもんだろうか。

精神的に受け入れることも大事だけれど
生活の上でも自分自身の「取り扱い上の注意事項」として
具体的にどう付き合っていくかを考えることも必要だ。

医師に言われた注意事項を
"自分に都合よく"上手に「自分ルール化」
なんだか医師に怒られそうだが、そんな感じで良いんじゃないか。
…と思う。

整形外科クリニックから大学病院へ。

本当は紹介状を貰う予定だった。
先生が「こういう薬をこれだけの期間服用したけどダメでした」
という実績を作った上で大きな病院に行った方が良いというので。

何故かというと、クリニックなどで出来る治療はそこですべき。
大きな病院というのは、そういうところでは手に負えない人が行くべき場所だから。

確かに、たかが風邪(っていったらアレだけど)で大学病院の内科とか行かれたら
難病患者や重症患者にとってはいい迷惑。
初期症状が風邪に似た病気もあるけれど、だからといってみんながみんな
軽い症状のくせに大学病院などの大きな病院に行ってたら
本当にそこでの治療を必要とする人にとっては(以下略)

なので、クリニックで出来ることはやっておく。
例えば痛み止めの薬を試してみましょうとか。
クリニックでやったと言っても、とりあえず薬…みたいな先生もいるのでなんともですが。
そこで、先生曰く
「薬処方された時にもらう用紙とか、薬の名前が分かるものを持っていくこと」
「この薬をこれだけの期間真面目に飲んだけど、効果ありませんでした」
「色々な薬を試したけどダメでした」
↑色々はやってないけど、新しい良い薬だったので、そう言っていいとか。
ポイントは「どういう薬をどれだけの期間」

1ヶ月痛み止めや筋弛緩剤を飲んだわけですが、効果がなかった。
あちこち悪いので、診る側も混乱するだろうという話。
「これこそ大学病院で診るべき症例だよ」
とか言われた。
本人としては、あっちもこっちも確かにあるが、それぞれちゃんと謂れがあるわけで
きちんと説明すれば、混乱しないだろと思うわけですが。
(他人に自分の身体の状態を説明する時は、結構時間かかるけど…。)

「悪いところ全部(既往症:今までの病歴含む)、気になったこと全部言うこと」

「XXXだと思うんですけど~とか病名言わない。医者が先入観を持ってしまう」
「忙しいゆえによく診もせずに、そうですね、XXXですねと言われかねない」
「症状だけを言え。でないと安直な診断をされる恐れがある」

「途中で諦めないこと、治るか治らないか白黒着くまで通いきれ」

大学病院に行く前、先生が色々と教えてくれた。
この全てを忠実に守るのは、意外に難しい…。
が、とても役に立った。
整形外科で「とりあえず痛み止め」という展開になった際、薬を拒否できた。
実際薬効かなかったので。それを医師に伝えるということが大事なんですね。
あ、あと
「装具とかあるなら、それも持っていく(つけていく)ように」

ただ…先生、結局紹介状書いてくれなかったけどね!
初診でお金余計に取られるんですけど…
症状色々ありすぎて、紹介状であれこれ書かないほうが良いと判断したのだろう。
と、好意的に受け取っておくよ。


このクリニックの先生の話を聞いて思ったこと。

初診の際は、既往症や、気になってる症状などを
ノートに予め書いて持っていくのが良い。


いざ診察となった時、意外と言おうと思ってたことを忘れてたり、抜けてたりする。
ちょっと気になるレベルだと、いつの間にか忘れてしまってたりもする。
その、「ちょっと気になる」が実は重要な場合もあるので。

裏紙やメモ帳でもいいかもしれない。
でも、本気で白黒着けたいなら
または、長期戦になりそうならば
文房具見に行って、これいいなーってノート1冊、一緒に持ち歩く用のシャーペン1本買う。
病院通いを諦めたくなった時、励みになる。
処方箋や検査結果を張っておくと、紛失しない。
長期の通院だと、医師に言われたことを忘れないため、今までの症状を見直すために役立つ。

あとは、↑にある心構え。それから処方されてた薬の情報。

これがあるとイイネ。
あ、あと当たり前だけど保険証も忘れずにネ。

2月末、治まっていた膝蓋骨亜脱臼症候群の痛みが復活。
以前痛かった頃とはなんだか違うような…
一番酷かった頃と似てるがなんだか違う、脹脛、太腿の異常な張りと痛み。
仕事に支障が出始めていたので、近場の整形外科へ。
記憶がやや曖昧なので、以下は3月初旬頃から3月末の話としてまとめ。

初診にありがちな、今までの既往症について書かされる。
面倒だったので上腕骨外側上顆炎だけ書いて提出。

6年程前に亜脱臼だと診断されたことを告げて
触診と、お決まりのレントゲン。
既往症について突っ込まれ、根掘り葉掘り結局白状。

いやもう、膝のことで来てるんだから、過去の…
ステロイド注射各々5回やって治ったドケルバン病
それを庇って関節に来たと言われ、装具を作って終わった母指CM関節不安定症
ステロイド注射各々5回はやったけど治らなくて諦めた上腕骨外側上顆炎
…なんて長い話は面倒なのでしたくなかったんだけど。。。

そこまで話をさせられ、後は?と聞かれたのでついでに
「12月から両肩痛いんです」
「なんで最初から全部言わないの?初診で既往症を聞いてるんだから
 何がどう関係してるか分からないんだから(以下略)」
初めて医者に説教された。しかも長い。一人に1時間とか長すぎるよ。

肩はどうやらルーズショルダー?なんだか、肩関節周囲炎?と言われる。

「各々単品で見た場合、そう珍しいものではない。」
そらそうだろう…。
「でも、これだけほぼ全身痛いっていうのは、どうなの?」
どうと言われましても…。
「全身となると、リウマチとか、膠原病の疑いがある。」
……???

腕は中学のブラスバンドでパーカッションの練習のしすぎから始まり今に至るし、
膝は販売業で立ちっぱなしetcで痛みが出始め、
当時もレントゲンから先天的に膝の骨の形が云々、亜脱臼言われ
筋トレしろと言われただけで放置され、デスクワークに転職し数年、痛みが消えた
…と思っていたが復活し。
肩だって、腕の悪化の延長というか、重いもの持ち歩いたせいじゃないの?
悪くなってきた経緯があるし、原因らしいもの(オーバーユース)だってある。
一番最初の、右手首の痛みは15年前。
痛いのは、今に始まったことじゃない。
話が飛躍しすぎwww

「血液検査で、膠原病の特殊検査があるからやってみよう。
 あと、年齢的にも普通の血液検査もやっとく?」
いや、血液検査なら、2月の頭に倒れて頭打った時に、
脳神経外科でやってもらって異常なかったですが
「だから、なんで全部言わないの(以下略)」
いや、だって、関係ないと思って…
「関係ないかどうかは医者が判断するんだから、患者が判断することじゃないんだから(以下略)」
お説教リターンズ。
だって膝と倒れたこととか明らかに関係ないぢゃん!!
膝診てもらいに来てるんだけど!!?
と思いつつも血液検査の流れになり、まぁどうせ引っ掛からないだろうけどと思いつつ血を採られた。
その間、膝の方は痛み止めの飲み薬を出された。

検査結果が出た日。
普通の血液検査の結果は、やはり正常。綺麗なもんでした。
で、特殊検査とやらの結果は別の用紙にあり、ちょっとの沈黙。
数値見ても、なんだか分からない。
「これだけね…」
普通の血液検査は異常なしだったが、特殊検査だけ引っ掛かったらしい。
「やっぱりそのケがあるんだね~。」
抗核抗体80.型→Homo、Sp。なんのこっちゃ。
膠原病の診断は、最低半年は観察するらしい。
数値が思うように出ないパターンもあり、3度目の検査でやっと分かった患者もいるとのこと。
とりあえず緊急の数値ではないので、気になるなら大きな病院で再検査してもらいなさいと言われた。
また、これだけ色々抱えてるんだから、大学病院モノ。そっちで見てもらうべき症例だとも言われた。

それから約一ヶ月、飲み薬を試したが痛みはどうにもならなかった。
その実績と、先生の言う「正しい病院の罹り方」を引っさげ、大学病院へ。



結果からして、この整形外科の先生が
他の病院で診断されたものに囚われず
「可能性」をスルーしなかったから見つかったと言える。
話が飛躍しすぎwwwありえないwwwとか思ってスミマセン。
安易に診断せずに、可能性を突き詰めることが大切ですね。

そして後から色々自分でも膠原病について調べてみて、
先生の言っていた「関係ないかどうかは医師が判断する」という言葉が良く分かった。

2月頭に倒れた際、脳神経外科の先生が言っていた
「頭を打ったことよりも、倒れた原因の方が大事」
でも、検査しても何も出なかったじゃないかとスルーしてた。
↑のコメント以前に、別の脳神経外科で言われた
「過労とストレスと低血圧で、普段お酒強い人でも、ちょっとのアルコールで倒れることがある」
「最近、疲れが溜まるようなことした?ストレスは?」
これも大して気にしていなかった。
確かに動き回って疲れていたし、ストレスも凄かったけど。
倒れたのも初めてで、へーへーへー、というだけだった。
倒れてから暫くは体調がおかしく、微熱と頭痛が続いたり
疲れやすくだるさが抜けない、起きれないにも程がある状態だった。
CTなどで異常なかったけど、頭打ったから…と思っていた。
今でも、その時ほどでないにしても、症状が残っている。
目が見えにくくなったのも、倒れてから。

思えば、ここからだったのか?
知らなければ、へーふーんで済ましてしまうが
知ってる人間が聞けば、あっもしや…と気付く。

気になったこと
自分では些細なことだと思っているが、今までと違うこと
そういえばこんなことがあった
などなど。
医師に伝えるべき情報は、自分が思っている以上に実はある。
伝え方も、医師に先入観を持たせないよう病名らしいものを言わないとか、コツがあるそうだ。

きっかけとしては、こんな流れだったが
正しい病院の罹り方まで教わってしまった一件デシタ。

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